犬のしつけの基本

見ない、喋らない

犬のしつけをしていく上で大事なポイント

犬をしつける上で覚えてほしいポイントがあります。
とても大事なことですので、覚えてくださいね。

「見ない、喋らない」ということです。

見ないというのは、犬を見ない。
犬の社会では、下位の者が上位を見て上位の者の行動に従うのです。

上位の者は、下位の者を見て見ないフリをします。「ふーん」ってするのです。
「俺は、ボスだ!俺はお前より上だ!」という態度をするのです。

つまり、見ないことがリーダーシップになるのです。
下位の者は、上位の者を見て、上位の者に従おうとするのです。

これが犬の社会です。ですので、可愛いからといって見続けていると、犬は視線を感じて、

「俺は常に注目を浴びてる」と思って、ボス的な犬が出来上がってしまいます。

だから見ないことは、とても大事です。

犬を見ない

そして、喋らないというのは、当たり前なのですが犬は喋りません。

喋らない犬に「あーだ、こーだ」ついつい話しかけてしまいます。
人間の子供さんに言って聞かせるように、犬に言って聞かせていると、犬にバカにされてしまいます。

喋れば喋るほどバカにされてしまいます。
犬にとっては、弱い負け犬がほざいているとしか感じないのです。

ですので、見たり喋ったりしているうちは、まずリーダーシップは取れません。
ほとんどの飼い主さん、また、ペットショップの店員、犬を扱っている業者までもが、
「かわいい、かわいい」と見たり、話したりと、とても勘違いをしています。

もちろん、テクニックなどでもしつけることはできますが、
それは、犬の習性、本能に基づいていないものが多いのです。

犬の習性、本能に基づいた考え方として、「見ない、喋らない」が大事なのです。
これを徹底するだけで、犬の態度は変わってきます。

あなたは今読んで、見たり、喋るというのに当てはまりましたか?

飼い主さんの多くから、

「犬を甘やかしてしまった・・・」
「甘やかしてしまったから、犬がわがままになってしまった・・・」
「犬に厳しくできない・・・」

という相談をいただきます。もしかしたらあなたもそうですか?

私はこう言います。

「あなたは、犬を甘やかしていませんよ。
あなたが犬に甘えたでしょ。ベタベタと甘えて対応してたでしょ。」と。

甘やかした、甘やかしたと言わないでほしいです。

「自分が犬に甘えてしまったんだ。その結果犬がわがままになってしまったんだ」
という考えに変えてください。

だから、「犬に厳しくできない・・・」というのであれば、厳しくする必要はありません。
「え?厳しくしなくていいの?」と思いましたか?

犬には厳しくしなくていいです。まずは、自分に厳しくなってください。

まずは、犬にベタベタしたり、甘えたりしない。
犬との間に、一線を引いてください。

この一線が大事なのです。厳しくする必要もありません。
甘ったれた対応さえしなければ、犬は、飼い主さんを尊敬するようになります。

そうすると主従関係ができ、下位の犬が、上位の飼い主さんの言うことを聞くようになります。

主従関係はいつからでも作ることはできます。もう遅いと思うことはありません。
この一線を引くことで、関係がリセットできます。

でも、私がこう言うと、つまらない、せっかく犬を飼っても可愛がってあげられない、
見ない、喋らないでは、何のために犬を飼っているのかわからない。と思う人もいます。

犬と喋らない

なんのために犬を飼っているのでしょうか?

当然、好きだから、可愛いからと、いろいろ理由はあると思います。
自分の犬だからどんな飼い方をしてもいいですよ。

見ない、喋らないではつまらないのでしたら、たくさん甘えてもいいでしょう。

でも、問題が発生したら困るでしょ。
なにも問題が発生しないのであれば、どんな飼い方でも構いません。でも、

「無駄吠えが直らない」
「言うことを聞いてくれない」
「ここが悪い、あそこが悪い」

という人が多いのです。直したいのであれば、どこかで一線を引いて毅然としてください。
毅然として穏やかでいることがリーダーシップの象徴なのです。

飼い主さんがこう変わることが、犬を変えることに繋がるのです。

飼い主さんが変わらない限り、犬は変わりません。
つまり、犬だけお利口にはならないのです。

ですので犬のしつけというのは、犬をどうこうするよりも、飼い主さんの考え方を変えることなんです。

ほとんどの人が、「犬が、犬が・・・」と
犬ばかり教育しようとしますが、実は、飼い主の意識改革のほうが大事なのです。

犬のしつけというのは、
飼い主の意識改革が9割で、犬のしつけ教育が1割程度なのです。

飼い主の意識を変えることのほうが、はるかに大きいのです。
頼れるリーダーがいれば、犬はちゃんと従ってくれるのですから!

関連記事

  1. 8つの基本ポイント

  2. 間違いだらけの犬のしつけ常識

  3. 褒めてしつける効果的な方法

  4. やる気を引き出すしつけ

  5. すぐに命令に従うようになる方法

  6. ホールドスティールで犬の服従本能を強化

PAGE TOP