犬のしつけの基本

間違いだらけの犬のしつけ常識

本当に大事なしつけ方法とは?

さて、間違えだらけの犬のしつけの常識と聞いてどう思いますか?
実は、常識的になっている方法も間違っていることもあるのです。

何が間違っているのかと言うと、
人間が中心で人間的な解釈で、犬の習性や本能に基づいていないことがあるのです。

そこで人間の考え方と犬の気持ちにズレが出るのです。そのズレがあると、しつけはうまくいきません。
具体的にどんな間違いがあるかといいますと、いくつもあるのですが3つだけ挙げてみます。

「しつけであれば、叩いても良い」

現在は少なくなりましたが、少し前まで犬のしつけ方法には、
このような体罰によって分からせるというものが数多くありました。

しかし考えてみてください。
体罰を加えた所で犬は何で叩かれているのか全く理解出来ないはずです。

そうなると、しつけどころか、飼い主であるあなたとの信頼関係さえも失われる事になります。

人間には愛のムチなんて言葉があって、例え、叩かれても意味のある事がありますが、
犬にはそのような言葉を理解させようとしてもムリなのです。

「愛のムチ」なんて分かるはずが無いのです。
分かるのはただの『苦痛』だけです。

また、「優しく話しかける」ことが大事という人もいますが全くのナンセンスです。

犬は人が話す言葉自体を理解出来ない、もちろん「来い」、「待て」、「伏せ」
などはちゃんとトレーニングをすれば理解しますが、それは言葉の意味を理解している
のではなく、音として理解しているに過ぎません。

ですから、人間の子供に話し掛けるように、愛情を注げばしつけられると思うのは大きな間違いです。

逆に、話し掛ければ掛けるほど、自分に媚びていると犬は理解し、
あなたの言う事を聞かなくなるのです。

犬を飼ったら散歩に行く

散歩に行くことは、大事なのですが、
「散歩に行かないとストレスが溜まる」というのが間違っています。

多くの人たちは、犬にストレスが溜まるからといって
朝晩排泄を兼ねて、せっせと散歩に出るわけです。

そして、それが習慣になり、習慣性の強い犬は散歩に行かなかったときにストレスが溜まるんです。
つまり、散歩の習慣をつけなければいいのです。

散歩をする犬は、排泄をします。
だから、365日散歩に行かないと排泄しない犬が出来上がってしまうのです。

雨が降ろうと、雪が降ろうと、嵐が来ようと・・・。
365日、せっせと犬のために散歩に連れ出さないといけない羽目になるのです。

散歩を待つ犬

それで時間になっても犬を散歩に連れ出さないと犬は、

「早くしろー、どうした!」

とワンワン吠えて要求するんです。そうすると

「わー、大変だ!早く散歩に連れ出さないと・・・」

となり結局犬をしつけるつもりが、自分が犬にしつけられてしまいます。

その要求を全部応えてしまうようになります。
ほとんどの犬の飼い方、しつけ方は擬人化した人間の思い込みでやってきたしつけ方なのです。

ですので、当たり前と言われるほど
よく言われるしつけ方でも、本当の意味で間違っていたりします。

人間が犬をペットとして飼うようになり、犬の本能に基づかずにしつけてしまい、
それが常識となってそれに犬が合わせるように変わっていってしまい、
結局、犬の本能や習性がだんだんと薄れてきているのです。

病気予防のために子犬を外へ出してはいけない

そして、その間違いは飼い主さんだけではないのです。

犬を扱っている業者さんも間違えていることがあるのです。
つまり、飼い主さんと犬を扱っている業者さんは、間違った理解をしていて
間違った理解同士がで繋がっているのです。

例えば、業者さんのなかには、
「病気予防のために子犬を外へ出してはいけません。」と教えるところもあります。

そう言われたら、飼い主さんは子犬だから病気をもらったら大変とばかりに外へ出さないようになります。
もともと犬は外で生活する動物なので、これも人間の思い込みなのです。

雪でも散歩

そして、生後4、5ヵ月になって、さあ外へ出でもいいよって散歩デビューします。

その時にはもう犬の脳細胞は固まっていますから、人を見れば吠える、
犬を見れば吠えるなど怖くて吠えてしまい、まともにお散歩もできなくなります。

通る車にも吠えたり、いろんな環境に恐怖を感じる環境恐怖症
なってしまうとかそういうことがあるんです。

ですので、犬の脳細胞が固まる前、生後3か月より前の段階の社会化期の間に、
積極的に外に出して、社会環境に順応させなくてはいけないのです。

そういう大事な時期なんです。
その大事な時期にもかかわらず、多くの業者さんたちは、病気予防のために外に出すなと指導します。

外に出して病気になるリスクもありますが、
外に出さなくて後々、いろいろな問題が発生するリスクのほうがはるかに大きいのです。

外に出したからと言って、滅多に病気になることはありません。
このように間違ったしつけが非常に多いのです。

ですので、正しい情報なのかどうか見極めることが必要になるのです。
その時、基準にしてほしいのは、「犬の習性、本能に基づいているかどうか」です。

犬の習性や本能を理解する」も参考にご覧ください。

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