その他しつけ

犬がおとなしくなる抱き方

「困った犬」はそもそも、飼い主と犬との主従関係が
きちんと築かれてこなかったことに原因があります。

飼い主としては、困ったことをする犬を叱るよりもまず、
自らを反省することが第一だと思います。

それでもついつい、
「ダメでしょ、そんなことしちゃ!」、「何回言ったらわかるの!」

あれやこれやと言葉をくりだして叱る飼い主は多いものです。
しかしそれは、実はなんの意味もないことなのです。

いけないことをしたという意識のない犬にどれだけの言葉を浴びせても、
ぬかに釘、のれんに腕押し…状態なのです。

ここはバシッと、からだで覚えてもらいましょう。その方法はこうです。

困ったことをしたら即、仰向けに抱きます。
仰向けということはおなかをさらけだすことで、これは犬にとって、服従の姿勢です。

もちろん「困った」犬ですから、素直に「ハイ、仰せのとおり」といったぐあいにはなりません。

ここでもう一手です。

犬の背中と飼い主が密着した姿勢で、片方の手の親指と人差し指でV字をつくり、
犬のあごに軽く抵抗がかかるように押えます。

ちょうど、犬の首をロックするようになるのです。
もう片方の手はおなかのあたりを押さえておきます。

この方法でたいていの犬はおとなしくなり、
「いけないことをしちゃいけないんだ」と納得するようになっていきます。

しかし中には、それでも「なんでそんなことするんだよ~」と抵抗する強者もいます。

そのときは地面に仰向けにして、同じように首をロックし、
おなかから胸、喉のあたりまでを丹念にタッチングしていきます。

これを「鼠経部呈示(そけいぶていじ)」といいますが、
実は親犬が子犬をしつけるときによくやる方法
なのです。

親犬は子犬をひっくり返して、喉のあたりをグイッと噛んで押さえつけます。
これをやられると子犬はイチコロです。しばらくはおとなしくなります。

おとなしく抱く

ただ、そこは子犬のこと。
さっき怒られたことなどコロッと忘れて、再び「困った」をやりはじめます。

そこへまた親犬のひと噛みです。
これを繰り返してしだいに、子犬はしていいこととやってはいけないことを覚えていくのです。

大型犬でも抱き方の基本は同じです。
地面に座った状態で後ろからぴったり抱きかかえるようにして首をロックします。

おとなしくなってきたら「鼠経部呈示」の姿勢に移り、おなかや胸のあたりを触りましょう。

この方法を覚えれば、暴れる犬も簡単に抱けるようになります。

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