その他しつけ

人の食べ物を欲しがるのを直す

家族が食事をしている間、あなたの愛犬はどうしていますか?

おとなしくハウスの中で休んでいる、あるいはテーブルの下で伏せをして静かにしている、
ということなら問題なく満点でしょう。

しかし、満点犬はどれほどいるでしょうか。

家族がどんなおいしいものを食べているか気になって、吠えたり、足元にまとわりついたり。

家族が食べているものを欲しがってテーブルに乗ろうとしたり、
乗って皿から食べ物を強奪したり。

犬 人のご飯を

犬を自由きままにさせている放任主義の家庭では、そんな事態が日常茶飯事かもしれません。

「いいじゃない、犬も家族なんだから、家族の食べているものを欲しがったって!」

どういうふうに犬を飼うか、家族の中で犬をどう位置づけるかは飼い主の自由です。
家族の食事に犬も参加させるのが、わが家風というなら文句をいう筋合いではありません。

しかし、そんな現状をなんとかしたいということなら、方法はあります。

もっとも簡単で確実に食事の邪魔をさせない方法は、ハウスの中に入れてしまうことです。
入れたらどんなに吠えても無視です。

エサに飛びつくのをやめさせる方法」でもお話ししましたが、
うるさければ、ハウスをもち上げる方法をつかうのもいいでしょう。

ハウスがない場合は、テーブルに乗ってはいけないことを身をもって理解させることです。
小型犬の場合は、いったん椅子に乗り、そこからテーブルに上がろうとするかもしれません。

そこで椅子に紐をつけておき、椅子に乗ってテーブルに前足をかけようとした瞬間に、
紐引いて椅子をズラします。

後ろ足で踏ん張っているところを、椅子を動かされたらひとたまりもない。
犬はチョコンと落下します。この効果は抜群です。

「どうやら、テーブルに乗ろうとするとロクなことにはならないみたい」

何度かの”チョコン”でそう感じるようになり、テーブルに乗ることはなくなります。

直接、テーブルに前足がかかる大型犬なら、かけたところで後ろ足をサッと足払いします。
こちらは”ドスン”ですが、有効性は同じです。

もちろん、ここでも知らぬ顔が鉄則です。天罰が起きたと感じさせるためです。
犬に「犯人はこいつだ」と気づかせては意味がありません。

犯人が特定されると、犬とその人とは対決関係になりますから、新たな問題が発生する可能性があります。

「でも、それまで家族の食べているものをときにはあげていたのに、
態度を豹変させたら犬がストレスを感じない?」

愛犬家はどこまでも心やさしき存在であるようです。

吠えればおかずの一品にもありつけた、テーブルに乗ったら
「はいはい、これが欲しいの?」とこまやかな気遣いも見せてくれた…。

過去のそんな蜜月関係をいきなり断ち切ったら、犬は精神的ダメージを受けて
おかしくなってしまわないものだろうか、という心配ですね。

犬 ヤワではない

犬はそんなにヤワではありません。
むしろ、私には飼い主のほうの精神的ダメージが心配です。

「犬の思い通りになって、ベタベタしていることに無類の幸福を感じていたのに…」

という向き、つまり犬に甘える生活を続けてきた飼い主は、
蜜月関係を清算することに抵抗もあり、一抹以上の寂しさを覚えるかもしれません。

しかし、本来の飼い主と犬の関係は、”主従”のそれであり、横並びではないのです。
縦の位置に置かれた犬がストレスを感じることも、
精神的にまいってしまうことも絶対にありません。それは逆です。

頼もしい飼い主に従って暮らすのが、ストレスなく安心でき、
犬にとっては無類の幸福なのです。

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