その他しつけ

犬の爪切りのコツと方法

「うちのこの爪を切ってあげたいんだけれど、なんだか怖くて切れない」
こんな飼い主が少なくありません。

私には不思議で仕方がないことです。

赤ちゃんが生まれてはじめての子育てに臨むとき、赤ちゃんのからだに触れるのも
こわごわという経験が誰にでもあるはずです。

しかし、実際に子育てをするなかで赤ちゃんの抱き方、あやし方、扱い方を学んでいきます。

「怖くてうちのの爪は切れないの」というお母さんは
おそらくいないのではないでしょうか。

なのに、どうして愛犬の爪は他人(ペットショップなど)に任せるのでしょう。不思議です。

確かにはじめて犬の爪を切るとなると、「どこまで切っていいのか?」と不安がよぎるかもしれません。
そんな相談を受けたとき、私はいつもこんな方法を進めています。

一度で切ろうとせず、少しずつ切るのです。どこまで切ったらいいのかは犬が教えてくれます。
徐々に切っていって犬が「キャン!」といったらやめます。

体験にまさる学習はありません。
実際に切ってみれば、どこまで切ればいいのかが体感できます。

爪が白い犬の場合は、爪を見れば血管が透けて見えますから、
その血管の手前で切る
というふうに考えておけば、「キャン!」を聞かなくても爪切り法はマスターできるはずです。

爪が黒い犬は血管が見えないため少し厄介ですが、それでも体験で勘所は呑み込めるものです。

犬の爪切り

爪を切るたびにペットショップなどに出かけるのは無駄な出費ですし、
飼い主の責任という点でも他人任せは情けない、と思いませんか?

犬の爪は切らないで放っておくと、どんどん伸び、なかの血管まで長くなります。
そうするともう短くは切れなくなります。

ぜひ、子犬のうちから切る習慣をつけてください。

私の友人のセンターでは、生まれたばかりのときから子犬の爪を切っています。
子犬は母犬のおっぱいを吸いながら、前足で母犬のからだを押すような動作をします。

子犬の爪は小さくて尖っていますから、母犬はからだに刺さって痛いでしょう。
そこで一週間に一回くらいは切るようにしています。

通常の場合、爪切りの目安は、月1回くらいでいいかと思います。
犬によっても、生活環境によっても伸び方は違ってきますので、フローリングを歩く時に、
爪の音が鳴るようであれば、切るようにするといいでしょう。

「今まで切ってこなかったから、なかなか切らせてくれない」というケースもあるでしょう。

首輪を嫌がる犬」でもお話ししましたが、
足先、爪先などの体端部は傷つきやすい部分ですから、触られるのを嫌がります。

しかし、習うより慣れろです。
いつも触っているようにしていると、犬も「触られても安心」
ということがわかり、いくら触っても平気になります。

手で自由に触れれば、その手の先に爪切りがあったり、
ブラシやタオルがあっても、犬は手の延長という感覚で受け取ります。

爪切りもブラッシングも、シャンプーのあとタオルで拭くときも、
犬が嫌がって暴れるということはなくなります。

犬とのスキンシップが大切なことは、飼い主ならだれでも知っています。

ただ、撫でる部分が頭や背中だけに偏ったりして、
重要なポイントをはずしているところに問題がありそうな気がします。

足先、尻尾の先、鼻先、耳の先…。ポイントは体端部です。

すでに触らせない犬になっていても、エサを上手に使って触るという方法からはじめれば、
触らせる犬への変身は十分に可能です。試してみてください。

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