トイレのしつけ

トイレのしつけを始める前に

なぜあちこちに排泄するの

「トイレをなかなか覚えなくて」困っている方は多いのではないでしょうか。
しかし、それを犬に「ダメ!」と叱り続けても犬には理解できません。

実は、犬にはもともと、1カ所で排泄する習慣はないのです。

犬は人間の都合に合わせてオオカミを品種改良してきた生き物ですが、
先祖のオオカミから受け継いだ本能の一つが、”あちこちで排泄すること”なのです。

例えば、あなたの犬がトイレ以外の床やじゅうたんで排泄をしても、
犬は悪いこととは夢にも思わず、本能として行動しているだけということです。

ですので、犬を叱ったり、責めたりしないでほしいのです。
また、叱り方のポイントを押さえていなければ、逆に褒められていると思われることもあります。

トイレを覚えていない犬を部屋の中で自由にさせているのは、
おむつを履かせないままの人間の赤ちゃんを自由にさせているのと、全く同じです。

何も教えていない赤ちゃんを、あなたは叱りますか?

犬の排泄習慣

人間の都合で、排泄を一カ所にしてほしいのなら、
飼い主であるあなたが、きちんと教えていく必要があります。

一度しっかり教えれば犬を叱ったり、イライラしながら後始末をしたりすることはなく、
あとあと楽に犬と暮らしていけるのです。

トイレのしつけをする前に、犬に悪気はなく
「トイレ」という概念がもともとないことを理解しておきましょう。

行動欲求を満たすこと

トイレの失敗が続いているようなら、動物病院で健康チェックを受けましょう。
ぼうこう炎などの泌尿器系のトラブルを持っているかもしれません。

しつけを始める前には、犬が健康体であることが必要です。

また、犬が犬らしく豊かな生活を送るためには、
犬の行動欲求を理解し、満たしてあげる必要があります。
以下のようなことを心がけましょう。

行動欲求を満たすことは、トイレの失敗をはじめ、さまざまな問題行動改善につながります。

快適な生活空間を用意

犬にとって過ごしやすい温度や湿度、自由に動けるスペースの広さ、
騒音の少なさ、心地よい寝床などといった環境は大事です。

かじる・においをかぐ欲求を満たす

「かじりたい!」「においをかぎたい!」というのは、とても強い欲求です。
かじる物をそばに置いておいたり、散歩のときは、しっかりとにおいをかぐ時間を与えましょう。

十分な運動でエネルギー発散

飼い主と遊んだり、走り回ったりした犬は、疲れてぐっすり眠り、むやみにいやずらをしないものです。
毎日の散歩や遊びの時間はたっぷりとってあげましょう。

社会と接触する機会を与える

犬は常に人や他の犬と関わりたいと望んでいる動物です。
ただし、他の犬を怖がらせるようなら、無理強いはせずに徐々に慣らしてください。

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