トイレのしつけ

号令で排泄を促すには

「ワンツー、ワンツー」や「トイレ、トイレ」など、
排泄を促すかけ声をコマンドといいます。

コマンドで犬に排泄させる一番のメリットは、飼い主がしてほしい場所で、
してほしいときにしてくれるように犬の排泄のタイミングをコントロールできることです。

外出先で、母親が子供に促してトイレをさせるのと同じように、
「今のうちにトイレをすませてほしい」というときに、コマンドで排泄させることができます。

例えば、ドッグカフェのテーブルの下でのおしっこは、できれば避けたいものです。
店に入る前、コマンドでおしっこを済ませておけば、飼い主は助かります。

また、散歩の前に家で排泄させたり、散歩の途中でペットシーツにさせたりできれば、
よその家の前を汚すこともなく、近隣の人にも迷惑をかけません。

これは、犬にとっても飼い主にとっても楽ちんだと思います。
例えば、家でしか排泄できない犬は、長時間の外出では排泄を我慢してしまうので、
ぼうこう炎になることもあります。

こうした犬もコマンドで排泄をさせてあげられれば、
移動中はもちろん、友達の家でも我慢させずに排泄させることができ、
家族旅行にも安心して一緒に行けるようになります。

つまり、犬にしても損はないし、コマンドでトイレができれば
人間と暮らすときには楽だといえるのです。

号令(コマンド)

号令(コマンド)のポイント

・使いやすい指示語を選ぶ

「コマンドがかかったら排泄」という条件づけのためなので、
犬が聞き取りやすければどんな言葉でもかまいません。

よく使われるのは「シーシー」「チーチー」、盲導犬が使うのは「ワンツー、ワンツー」。
「トイレ、トイレ」もいいでしょう。

アメリカでは「ハリーアップ」「プープー」などが多いようです。

大切なのは、一度決めた指示語は絶対に変えないことです。
プロではない限り、コマンドを途中で変えるのはとても難しいのです。

外に出たときに大きな声で「トイレ、トイレ」と言うのが恥ずかしいのなら、
人前でも言いやすい言葉を選ぶといいでしょう。

・指示語を言いながら手や指を回す

「トイレ、トイレ」「シーシー」などの指示語が決まったら、
それを言うときに手や指をクルクルと回してみましょう。

これは、指示語やペットシーツなどと同じで、「手のサイン=排泄」と覚えるときのヒントのひとつになり、
条件付けをしやすくするためです。

飼い主が回す手や指を見て、犬もクルクル回りだしたら、まるでトイレサイン。
「クルクル回ったらおしっこだっけ」と、犬にもわかりやすくなります。

・犬の性格によってつけ方を変える

飼い主に注目してもらうことが好きな「かまってタイプ」の犬は、
トイレサインの途中でコマンドの声をかけると「何?」と排泄をやめてしまうことが多いのです。

そんな犬は、排泄をしはじめたら犬を見ないでコマンドを言うようにしてください。

また、飼い主がそばで見ていたり声をかけたりしてもおかまいなしで、
集中して排泄をできる「トイレ真剣タイプ」の犬は、トイレサークルに入れた時点で、
排泄をするまでコマンドを言い続けて大丈夫です。

飼い主は自分の犬をよく観察して、様子を見ながら判断しましょう。

トイレ褒める

コマンドトレーニングの流れ

コマンドをつけて排泄させるのは、どんな場所や状況でもできるのが理想です。
お家の中、ベランダ、庭、散歩中などいろいろなシーンで練習しましょう。

排泄のタイミングを逃さずに、トイレに連れていくのが大切なポイントです。

1、コマンドを言いながら指を回す

排泄のタイミングを見計らってトイレに連れていき、
犬がトイレサイン(においを嗅ぐ、グルグル回るなど)を出す前に、
「トイレ、トイレ」「ワンツー、ワンツー」などの指示語を言いながら指を回します。

指示を出してもなかなか排泄しないと焦ってしまい、ついせかすような口調になりがちです。
指示を出すときは、犬が落ち着いて排泄できるよう、優しく声をかけましょう。

2、排泄を見守る

トイレの中でにおいを家具、グルグル回るなどのトイレサインがでたら、間もなく排泄します。
せかすような態度は見せず、やさしく見守りましょう。

3、排泄をしたらご褒美

排泄をしたら「good!」「いいこ」などの褒め言葉をかけ、ご褒美をあげます。
ときどきボーナスご褒美を与えて、犬をやる気にさせましょう。

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